ネット上の掲示板で、就職活動中の学生たちの間で、「ブラック企業」という言葉がよく登場するようになった。「ブラック企業」をテーマにした映画も2009年冬に公開されるほか、同様の書籍も次々発刊されて、ネットで使われるスラングから流行語になりそうな勢いだ。「ブラック企業」とはいったいどんな会社なのか。 ネットスラングから書籍、映画へと広がる 「低賃金で奴隷のようにこき使われる」 「サービス残業、休日返上は当たり前」 こんな会社がブラック企業と呼ばれるらしい。 激務薄給のほかにも、ワンマン経営者、体育会系といった風土がある企業、不祥事を起こした会社なども含まれるようだ。 ブラック企業という言葉をいつ、誰が使い始めたのか定かではないが、インターネットが普及して匿名で内部情報を書き込めるようになり、広まったと言われている。その代表的なのが巨大掲示板「2ちゃんねる」の「就職板」や「転職板」だ。内部にいる
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