善玉コレステロール、本当に健康によいのかは不明とする調査結果が発表2016.03.18 12:00 湯木進悟 やっぱり摂りすぎはよくない? コレステロールには、善玉コレステロール(HDL-C)と悪玉コレステロール(LDL-C)の2種類があって、健康によい善玉コレステロールを増やそう…。そんな類いの話を耳にしたことがあると思います。でも、その信ぴょう性を疑問視する新たな調査結果が発表されましたよ! 科学誌のサイエンス(Science)に掲載されたケンブリッジ大学の研究チームによる発表によれば、身体によいとされている善玉コレステロールのHDL-C値が高い人でも、心臓疾患のリスクが高まる例があると判明。血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすほど、冠動脈疾患のリスクが下がるという一般的な概念に疑問が投げかけられています。 同研究では、遺伝子「SCARB1」の配列が「P376L
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