タグ

2016年5月2日のブックマーク (2件)

  • 『翠星のガルガンティア』(2014-2015) 監督 村田和也 シリーズ構成 虚淵玄  スターシードになる人類の覚悟を描いた物語 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★星4つ (僕的主観:★★★★☆4つ半) ずっと見たいと思っていたのだが、時間がなくて見切れていなかったのを、クランチロールで視聴終了。素晴らしい出来。 違う世界に行ける物語ってのは、当に素晴らしい。— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) 2016年4月16日 一言でいうと、良作のSF作品。現代アニメーションの水準を示すかのような、ハイクオリティの完成度で、ほとんど文句なしに★5レベルなんですが、少し減点してあるのは、SFのセンスオブワンダーとしては、あまりに典型的で、SFに慣れている人からすると、それほど目新しい話ではない、という点を差し引いて。ただし、そういう評価は、これだけSF作品が、物語の基盤として常識化している現代において、当はフェアではないんですけどね。だって、この状況下で、物語の類型として「新しいものを示す」センスオブワンダーなんか、まず作れっ

    『翠星のガルガンティア』(2014-2015) 監督 村田和也 シリーズ構成 虚淵玄  スターシードになる人類の覚悟を描いた物語 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    usadamasa
    usadamasa 2016/05/02
    “人類の種子を、この銀河に大宇宙にばらまくという最大のSF的目的からすれば、「人類銀河同盟」と宇宙生命体「ヒディアーズ」の両者は、正しい結論に、自らの信じるところを追求して到達しているのであり、”
  • Cuvie『絢爛たるグランドセーヌ』 - 紙屋研究所

    ※少しネタバレがあります。 面白い。 このマンガの面白さを支えているのは何だろうと考えた。 バレエマンガである。 主人公の有谷奏(ありや・かなで)が幼いころに見に行った近所の「おねえちゃん」のバレエ舞台に魅せられて、バレエを始めるところから物語がスタートする。現在5巻まで出ているが、奏のバレーダンサーとしての成長を一歩一歩描いていく、いわば「王道」ともいえるビルドゥングス・ロマンである。 このマンガの面白さを支えている一番の要素は、やはり主人公・奏のあまりにも一途なひたむきさ、というか、成長への貪欲さである。「貪欲」という、やや狂気じみたニュアンスを含む言い方がぴったりくる。 才能はそれなりにある。しかし「天賦」というほどではない。そうしたスタート地点であることをライバルたちとの比較の彫琢によって浮かび上がらせつつ、何よりも他人の技、美点、優れたところを貪欲というほどに観察して盗みとってい

    Cuvie『絢爛たるグランドセーヌ』 - 紙屋研究所
    usadamasa
    usadamasa 2016/05/02
    “好きなものに情熱を傾けてのめり込んでいく、いわば「淫する」ように、例えて言えば「おいしい食べ物を食べることがやめられない」みたいな、ある種の不健全さ、病的な偏執を含んでいるところが、それを見る者を慄