この項目では、カトリック教会における祈りの用具について説明しています。その他の「ロザリオ」または「ロサリオ」については「ロサリオ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 ロザリオ ロザリオ ロザリオ(ポルトガル語: rosário、ラテン語: rosarium)は、カトリック教会において聖母マリアへの祈り(アヴェ・マリア)を繰り返し唱える際に用いる数珠状の祈りの用具、およびその祈りのことである。 ロザリオの祈りは、カトリック教会における伝統的な祈りで、「アヴェ・マリア」を繰り返し唱えながら福音書に記されているイエス・キリストの主な出来事を黙想していく祈りである[1]が、ミサなどの典礼行為ではなく、私的な信心業として伝わるものである。 基本となる祈り方(数え方)が定められていて、珠の数・形状もそれに沿って作られている。 由来・歴史[編集] 「ロザリオの聖母」像 イタリア、南チロル 「ロザリオ」とい