報道陣の質問に答えるJOCの山口香・女性スポーツ専門部会長 柔道女子日本代表の園田隆二前監督(39)ら指導陣が女子選手に暴力やパワーハラスメントをしていた問題で、日本オリンピック委員会(JOC)の窓口として選手の告発を受け付けた女性スポーツ専門部会が6日、東京都内で会合を開き、山口香・部会長(筑波大大学院准教授)が「私が引き取る形で、市原則之専務理事や竹田恒和会長に伝えた」と経緯を説明した。 山口部会長は女子柔道が公開競技だった1988年ソウル五輪の銅メダリストで、全日本柔道連盟の広報副委員長。会議後、告発した選手15人の実名の公表については「公表しても選手の不利益にならないと保証されておらず、時期尚早と思う」と述べた。JOCの市原専務理事も「選手を守らなければいけないので、実名を公表するつもりはない」と話した。 関連記事全柔連の吉村強化担当理事が辞任 徳野コーチも(2/5)「私たちの