地方出身の非大卒向けに東京での衣食住を無償で提供し、ビジネススキルやプログラミングなどを学ぶ機会を提供する人材育成事業、その名も「ヤンキーインターン」を手がけるハッシャダイ。2018年4月にDMM.com(以下、DMM)の子会社となった彼らが挑む「日本の教育を変える社会実験」の全貌を、代表取締役 久世大亮が語る。 10年かかることが3カ月で可能になるかもしれない ──最初に、ヤンキーインターンを始めたきっかけを教えてください。 ぼくは京都で生まれ育ったのですが、高校時代は友達がほぼヤンキーという環境でした。ほとんど学校に通わず、パチンコやアルバイトに明け暮れる日々で。このままではいけないと思い、一念発起して猛勉強をして大学に通ったんです。大学でも勉強はあまりしなかったのですが、インターンでさまざまな経験をしたことが自分を成長させてくれました。 その後に地元に帰ってみると、友達は高校のころと