21日午後7時半ごろ、神戸市北区有馬町の市立資料館「太閤の湯殿館」で、「男性が急に倒れた」と近くの寺の関係者から119番通報があった。神戸市消防局によると、救急搬送されたが意識不明の重体。施設内の酸素濃度が低下していたといい、兵庫県警と原因を調べている。 太閤の湯殿館は温泉街の一角にある極楽寺の敷地内にあり、豊臣秀吉が築いたとされる湯治施設「湯山(ゆのやま)御殿」の遺構を保存・展示している。有馬署などによると、寺の関係者が館内にある「岩風呂遺構」で猫が倒れているのを発見。男性は救助を頼まれて遺構に入ったところ、急に倒れたという。当時、資料館は営業時間外だった。
![有馬温泉の市立資料館で男性重体 酸素濃度が低下か:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/44540efe9075089576e239443c6d8d97f4d67b0f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2Fc_AS20180222000078_comm.jpg)