【動画】原爆ドームの石柱引き上げ原爆ドームの石柱が子供たちの手によって、65年ぶりに元安川から引き上げられた=12日午後、広島市中区、高橋正徳撮影 原爆投下時に旧広島県産業奨励館(現・原爆ドーム)から落下したとみられる四つの石がドーム西側の元安川の岸で見つかり、広島市立本川小の6年生約60人が12日、引き上げ作業をした。8月5日から県立美術館(同市)で開催される企画展で展示される。 いずれも花崗岩(かこうがん)で、最大で高さ約70センチ、幅約30センチ、厚さ約20センチ、重さ約130キロ。専門家によると、ドーム屋根真下の5階バルコニーの手すりだった可能性が高いという。 児童らは力を合わせて川岸から約5メートル上のドームそばまで引き上げ、タワシでこすって汚れを取った。橋本紗季さん(12)と坂寿美玲(さか・すみれ)さん(12)は熱で溶けたとみられる部分を見つけ、「どれほど熱かったんだろう