イタリア・ローマで、サンタクロースの格好をした人と、それを見る子ども(2011年12月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【1月1日 AFP】昨年末にイタリアで子ども向けコンサートに出演したオーケストラの指揮者が、サンタクロースの存在を否定する発言をして解雇されたことが、12月31日の報道などで明らかになった。 コンサートは29日夜にローマ(Roma)で開かれ、オーケストラが米ディズニー(Disney)のアニメ映画『アナと雪の女王(Frozen)』の音楽を演奏した。演奏が終わると指揮者のジャコモ・ロプリエーノ(Giacomo Loprieno)氏は立ち上がり、客席の子どもたちに「サンタクロースは存在しない」と発言した。 この発言に対し、がくぜんとした付き添いの親たちは、ソーシャルメディアで怒りをあらわにした。コンサートを主催したディメンシオーネ・イベン