残った歯が少なく、入れ歯も使わない高齢者は、歯が20本以上残る高齢者と比べて「閉じこもり」状態になるリスクが2倍近い―。東北大の相田潤准教授(歯科公衆衛生学)らが、こんな調査結果を発表した。会話や食事をためらいがちになるほか、栄養状態の低下で体力が落ち、週に1回の外出も難しくなる可能性があるという。 相田准教授は、歯の健康を良好に保つ重要性を指摘。「歯が少ない人は自分に合った入れ歯をして、快適にかんだり、しゃべったりできるようにすることが閉じこもりリスクの回避につながる」としている。
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8日、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からNASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」を搭載して打ち上げられるアトラス5ロケット(ロイター=共同) 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は8日午後(日本時間9日午前)、小惑星からの試料回収を目指す無人探査機「オシリス・レックス」を、米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げた。予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。 小惑星の試料を世界で初めて地球に持ち帰った探査機「はやぶさ」の米国版。地球と同じような軌道で太陽の周りを回る小惑星「ベンヌ」に2018年に到着。23年の帰還を目指し、計7年間の旅路となる。 小惑星は46億年前に太陽系をつくった物質が、当時のまま残るタイムカプセル。
新種のクリオネ「オホーテンシス」(左)と北太平洋のクリオネ(「貝の館」提供) 北海道蘭越町の「貝の館」の学芸員らが8日までに、巻き貝の仲間で「氷の妖精」と呼ばれるクリオネの新種を、オホーツク海で発見したと発表した。クリオネの新種発見は1902年以来。これまで同一とされた北太平洋と北大西洋のクリオネが別種だったことも判明、世界で確認されたクリオネは4種となった。 研究を発表したのは、貝の館の山崎友資学芸員と北海道立オホーツク流氷科学センターの桑原尚司学芸員。 クリオネは冷たい海に生息し、触手を使って他の巻き貝を捕まえて食べる。新種と分かったクリオネは、体長は最大約8ミリで、オホーツク海にちなんで学名は「オホーテンシス」と命名した。
探査機「ジュノー」が初めて北極上空から撮影した木星(NASA提供・共同) 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は2日、無人探査機「ジュノー」が初めて木星を北極上空から撮影した画像を公開した。赤道方向から見える赤いしま模様とは違い、青色が広がる北極圏には嵐が起きていることを示す無数の渦がひしめき合っている。 探査の主任研究者を務める米サウスウェスト研究所のボルトン氏は「これまで見てきた姿と全く違う。言われなければ木星だと分からないほどだ」と驚いている。赤外線による観測では、木星の南極にオーロラが現れているのを初めて撮影することにも成功した。 ジュノーは7月に木星に到着。北極の画像は、上空約7万8千キロから撮影した。
地底湖の水があふれ、入り口から水が噴き出している竜泉洞=2日午前、岩手県岩泉町 台風10号による豪雨で、岩手県岩泉町にある鍾乳洞「竜泉洞」が被害に遭ったことが2日、分かった。地底湖の水があふれて内部の通路が冠水し、入り口から噴き出している。日本三大鍾乳洞の一つとされ、国指定の天然記念物。再開の見通しは立っていない。 事務所によると、台風による雨が激しくなる前の8月30日午前から地底湖の水位が上がり、洞内の通路が水没。31日早朝、入り口から水が噴き出しているのを確認した。30日から休業しており、けが人はいない。 過去にも大雨で水があふれたことはあるが、今回はこれまでにない量だという。三上薫所長は「再開には時間がかかる」と話す。
グリーンランド西部イスアの岩の中から発見された、37億年前の生命活動の痕跡とみられる構造(中央にある三角形)(オーストラリアのウーロンゴン大提供・共同) 【ワシントン共同】グリーンランド西部イスアで、37億年前の岩の中に生物の活動の跡とみられる構造を発見したと、オーストラリアのウーロンゴン大などのチームが31日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。最古の生命活動の痕跡とみられる。 最古の化石は、オーストラリア西部ピルバラ地区の35億年前の岩から発見されているが、これより2億年ほど前に地球上に生命が誕生していたことになる。46億年前に地球ができた後、最初に生命が生まれたのがいつかはまだ不明。 発見したのは、光合成を行うシアノバクテリアという細菌の活動でできる「ストロマトライト」と呼ばれる岩の痕跡。
土砂崩れで脱線した西武多摩湖線の電車=22日午後1時40分ごろ、東京都東村山市廻田町 22日午前11時半すぎ、東京都東村山市廻田町3丁目の西武多摩湖線沿線の土砂が崩れ、通り掛かった電車(4両編成)が脱線した。警視庁東村山署によると、乗客6人が乗っていたが、けがはないという。 東村山署によると、線路脇の斜面に立っていた電柱が土砂崩れで倒れ、電車に接触した。西武鉄道によると、電柱は架線を支えるもので、運転士が傾いているのを発見し、停止。崩れた土砂が車両に当たり、最後尾の車輪がレールから浮き上がったという。多摩湖線は運行を見合わせている。 現場は武蔵大和駅と西武遊園地駅の間で、乗客は電車を降りて、約130メートル離れた武蔵大和駅まで歩いた。
北海道礼文島での発掘調査で見つかったクマの頭をかたどった彫刻 北海道礼文島で北海道大とカナダのアルバータ大が中心に進める発掘調査で、約2千年前の続縄文文化期の地層から、海獣の骨でできたクマの頭をかたどった彫刻が出土したことが17日、分かった。 続縄文期の地層からクマの彫刻が出土したのは北海道北部では初めてで、発掘に参加した北海道大アイヌ・先住民研究センターの加藤博文教授(考古学)は「クマへの特別な信仰を持つ後続のオホーツク文化、アイヌ文化の成り立ちを知るヒントになる貴重な発見だ」と話している。 続縄文時代は、本州では弥生―古墳時代に当たる。北海道では稲作が発達せず、縄文文化を色濃く残す続縄文文化が広がった。
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