本作が配信開始された2012年ごろは「長大なストーリーはスマホ向けゲームではなく、腰を据えるコンシューマ機向けだ」という風潮が強く、ストーリーのない本作はそれに合っていた[9]。やがて、ゲーム機を持たずスマートフォンで遊ぶプレイヤーが増え、かつスマートフォンの性能の改善により細かい文字も見やすくなったことから開発チームはプレイヤーが長大なストーリーを楽しめると判断し、ストーリー付きダンジョンの導入を検討していた[9]。だが、ストーリー付きダンジョンの導入は単なるモードの追加にとどまらず、新たな開発ツールやスクリプトエンジンの準備に時間と労力がかかり、2019年9月のアップデートで初めて「ストーリーダンジョン」として実装された[9]。 本作のプロデューサーの山本大介は、ストーリーダンジョンのシナリオのライターには『パズドラ』に明るい者がふさわしいと判断し、サービス初期からプレイしていた大塚角