今回の「庭 vol.0」ではいくつかの実験を試みています。 できるだけ情報をオープンにして共有するためにも、その内容をここに記載しておこうと思います。少しでも本をつくりたいと考えている人たちにとって有意義なものになればと思います。 以前より、芸術や文芸に関わる人たちから、本を出したいとは思うがそのために必要な費用や手間を考えると難しいという話をたびたび耳にしていました。その声を耳にしてからというもの、現在利用可能なシステムを組み合わせることでどうにかそれらを乗り越えられないかと常々考えていました。 そのネックになっている点を整理すると大きく2つありました。 1:販売経路の確保と決済・発送業務 基本的には書籍は本屋で販売されるのが前提のため、ディストリビューションのためにISBNの取得等によって既存の流通システムにのせる必要があります。当然そこには諸々の手続きや費用が必要になってきます。zi