襟裳岬と聞くと、森進一さんの歌が脳裏に流れる方も多いのではないでしょうか。 北海道の背骨とも言われている日高山脈の最南端に位置する襟裳(えりも)岬は、雄大な自然を堪能出来るほか、ゼニガタアザラシの生息地としても有名です。 他にも、襟裳岬には真っ白な灯台や風の館などの観光スポットや、新鮮な海産物を扱うお土産処や食事処も多くあり、大自然、観光、食事、お土産と、旅に欠かせない要素がすべて揃っているベストスポットなのです。 1.襟裳岬とは 襟裳岬は、北海道幌泉郡えりも町えりも岬に属し、全長約150kmにもおよぶ北海道の背骨とも呼ばれている日高山脈の最南端に位置している岬です。 画像提供:えりも町役場 襟裳岬は風がとても強いことと、沖合で日本海流(黒潮)の暖流と、千島海流の寒流がぶつかり合うために発生する春から夏にかけて霧が多いことでも有名です。岬は高さが約60mもあり、さらに岬の先端から約2kmも