以前、ツイッターでこんな発言をしたことがある。 「ああ、床が抜けるほどのストロングゼロが誕生日プレゼントに来たら怖いわ、絶対にやめて欲しいわ、ああ怖い」 これは有名な古典落語である「まんじゅうこわい」に倣って放たれた言葉だ。 怖いものなどないと豪語していた男が「本当はまんじゅうがこわい」と小さな声で告白する。 周りの男たちが面白そうだから怖がらせてやろう、と金を出し合ってまんじゅうを買い、男の寝床に投げ込む。 すると男は 「こんな怖いものは食べてなくしてしまおう」 「うますぎて怖い」 と言いながらパクパク食べる。 本当は大好物だったのだのと男たちも気づき詰め寄る、というものだ。 最終的には、本当は何が怖いんだと言われた男が「このへんで、濃いお茶が1杯怖い」で締める。 僕はこの落語の「うますぎて怖い」の部分が大好きだ。この話はここで最高のクライマックスを見せるのだ。 つまり、床が抜けるほどス