晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…
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晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…
規制緩和という悪夢 内橋 克人 / / 文藝春秋 ISBN : 416765623X スコア選択: ※※※※※ 内橋克人が著した「規制緩和という悪夢」は、日本経済学史に残る名著である。90年代に書かれたとは思えない見事なまでの予測力と洞察、分析力には感服せざるを得ない。この本が書かれた当時の日本は、規制緩和ブームで様々な経済学者や政治家等が「規制緩和が実行されれば、物価は下がり、消費者の所得は上昇し、新しい産業が生まれ、雇用は増大する」という主張を繰り返していた。言うまでもなくこの流れの行き着いた先が現在の小泉政権である。 本書には今流行り?のキーワードである「格差社会」の本質的な構造までもが触れられているが、そもそも格差のない社会なんてあるわけがなく、何をどうしようとも格差が生まれるのが資本主義経済の必然である。資本主義経済を信奉した昔の学者らが「資本主義には最高の道徳が求められる」と説
タイトルは大仰だけど、いわゆるロジカルシンキング指南。ただし、そこらのロジシン本と一緒にするなかれ。「知的複眼思考法」は今まで読み散らしてきたロジシンもので最高に腑に落ちてくるスゴ本なり。 これまでのロジカルシンキング本は、定義と書き方の説明と例の紹介の集積にすぎない。曰く、「今なぜMECEか?」「MECEとは」「MECEの例、書き方」「MECEの実践」でオシマイ。 だから読んでもソレっぽい書き方はできるけれど、あくまで見た目。ロジカルシンキングから導出される「アウトプット」と同じ書式だけれど、ロジカルシンキングをしていない。 いっぽう、本書の第3章の「問いの立てかたと展開のしかた」では、MECEとなるための思考方法を説明してくれる。実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。書いちゃ捨て、拾っては直しのスクラップ&ビルドが必要なんだが、フツーの指南本はそこを省く。本書には「デ
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