自殺者数の推移(2011年まで)。警察庁の発表によると、2012年の自殺者数は15年ぶりに3万人を下回るという Business Media 誠 窪田順生の時事日想:【グラフの拡大画像、ほか】 この週末、前原誠司国家戦略担当相が滋賀県に応援演説にかけつけ、集まった聴衆にこんなことを言った。 「民主党政権の3年3カ月で有効求人倍率が上がって失業が減り、GDPも増え、倒産件数が減り、自殺者も減少傾向になった」 つまり、我々は一定の成果を挙げたではないかというわけだ。この言葉をどうとるかは有権者個々の判断だから何も言うことはないが、個人的に引っかかったのは「自殺者の減少傾向」というくだりだ。 もちろん、大臣がデマを言うわけがなく、これにはちゃんとした根拠がある。先日、警察庁が年間の自殺者が1997年以来、15年ぶりに3万人を下回る可能性が強まったと発表したのだ。 今年1〜11月の全国の自殺者は前
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