「田中宏和」という名前の人を集めるサークル「田中宏和運動」が、「同姓同名の人を50人以上集める」というギネス世界記録に挑んだ。2011年10月15日、東京・お台場にある「TOKYO CULTURE CULTURE」には71名の「田中宏和」が集結。最年少で小学1年生の田中宏和君も、母親からローマ字の書き方を教わりながら、申請書にサインした。 この運動は、個体認識のため付けられたニックネームで「ほぼ幹事」と呼ばれる田中宏和さんが、1994年に近鉄バッファローズのドラフト1位指名が「田中宏和」であることを知り、感銘を受けたことから始まる。以降、毎年さまざまなジャンルで活躍する「田中宏和」を発見し、同姓同名集めが趣味と化した。2004年には朝日新聞にこの運動が取り上げられ、「田中宏和」の人数が増えると共に、楽曲デビュー、本の出版など活動の幅も拡大した。10月15日、ついにギネスに挑戦することとなり