愛知県豊田市の小学1年の男子児童(6)が17日、校外学習後に熱射病で死亡した問題で、男児が通っていた市立梅坪小学校で18日、全校集会があり、籔下隆校長は「判断が甘かった」と児童約730人に説明した。一方、市は熱中症対策として、児童・生徒が学ぶ教室へのエアコン設置を急ぐ考えを明らかにした。 児童の保護者からは、悲しみや憤りの声が上がった。母親の一人は「子を持つ同じ親として本当にやりきれない。なぜ防げなかったのか」と話した。 別の保護者によると、男児は校外学習前、先生に「行きたくない」と言っていたという。この状況を自分の子に聞いたという保護者は「熱中症になる危険性が高い屋外に無理に連れていくような学校には子供を預けられない」と語気を強めた。