パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のヌールシャムス難民キャンプで作戦に従事するイスラエル兵(2024年8月28日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 【8月29日 AFP】イスラエルは28日、占領下のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のジェニン(Jenin)など各地で大規模な作戦を実施した。軍は、戦闘員9人を殺害したとしている。イスラエルは1967年から西岸を占領しており、日常的に軍事作戦を行っているが、複数の都市で同時に作戦を実施するのはまれだ。 作戦が行われたのは西岸北部のジェニン、ナブルス(Nablus)、トゥバス(Tubas)、トゥルカラム(Tulkarm)の4都市。28日早朝、一斉に行われた。 パレスチナ保健当局は、11人が死亡したと発表した。国連(UN)によると、犠牲者には子どもも含まれている。一方、イスラム組織ハマス(Hamas)は、ジェニン