大学時代にグルメ本を出版・書評コンクール入賞など、文筆に傾倒。就職できずに当時薬学生だった彼女のヒモになるが、一念発起して立ち上げたブログで生計を立てることに成功(その後、結婚!)。ゲームやマンガなどエンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。ブログ歴8年目になり、当時の内容を綴ったノンフィクション小説の電子書籍化が決定。 書評 【本から漲る前向きパワーにあやかるべし】 末期がんで余命半年と宣告されてから3年、宣告を無視するように前向きに生きる著者が、当時を振り返った本である。 検査や治療を受け続ける経緯や心境、その経験から言える生きた言葉を読者に届けている。同じ病状で苦しむ人々のためになればと願い、或いは自分の生きた証をこの世に残そうと思い、言葉を綴っている。 しかし、この本は闘病記でもないし、がん治療のノウハウ本でもないし、お涙頂戴本でもない。がんと向き合い、己と向き合う様を、
![【書評】僕は、慢性末期がん―「余命半年」の宣告どおりに死にたくない人におくる本 /尾関良二氏](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8054cb3f5506f6be160c98a9df05788ce3b7c4f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.momotoyuin.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F06%2F41YcCxFmg2L._SL160.jpg)