意識を失ってから死亡するまではそれほど時間がかからず完全に苦しみから 父は少し前から大腸がんで、どれだけ生きることができるのかと言われていました。年齢的にはいつ死んでもおかしくないぐらいでしたから、仕方がないといえば仕方がなかったのですがそれでも本人からすれば病気で死ぬというのは無念なことだろうと思っていました。 意識があった頃はかなり苦しんでいたのですが、死ぬ少し前には意識もなくなり逆に苦しみから解放されたように見えました。元気であれば生きていて欲しいという気持ちもありましたが、良くなる見込みはありませんから正直なところこのまま楽にあの世に逝ってくれるのが一番かなと考えていました。実際、意識を失ってから死亡するまではそれほど時間がかからず完全に苦しみから解放されたと考えると、これで良かったのだと思いました。 また、亡くなった父の表情も心なしか朗らかな顔をしているようで苦しみから解き放たれ