南部広美 大阪市の橋下市長の会見の音声の一部をお聴き頂きましたが、この発言がきっかけとなり、慰安婦問題が再燃しました。 慰安婦問題の経過を辿ってみます。 慰安婦とは、1930年代から45年まで、日本の戦地・占領地で日本軍が作った慰安所で軍人の性の相手となった女性たちのことです。 その存在は以前から知られていましたが、1991年に元日本軍の慰安婦だった韓国人女性が謝罪と賠償を求めて名乗り出たことから、政治・外交問題となりました。 日本政府は、慰安所の設置や、慰安婦の募集に日本軍が関与した証拠はないと主張してきましたが、調査を進めた結果、1993年のいわゆる「河野談話」の中で、初めて軍の関与や強制性があったことを認め、謝罪しました。 1993年8月4日に、当時の河野洋平官房長官が発表した、いわゆる「河野談話」の概要です: 慰安所の設置・管理および移送については、旧日本軍が直接あるいは間接的にこ
![書き起こし(1):「歴史学の第一人者と考える『慰安婦問題』」秦郁彦 vs 吉見義明:「荻上チキ・Session-22」(TBSラジオ、2013年6月13日(木)22:00-23:55) - ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c4df6c95acba1081dac0a0955879faeb9cb64457/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fradio-critique.cocolog-nifty.com%2F.shared-pleasy%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)