昨年の大阪世界陸上女子一万メートル代表の絹川愛(ミズノ)が、今月末に行われる日本選手権を欠場する可能性が高いことが5日、明らかになった。 原因不明の感染症が完治しなかったため。同選手権は北京五輪代表選考会を兼ねており、絹川の五輪出場は厳しくなった。 指導する渡辺高夫監督によると、絹川は昨年12月から今年2月にかけ、右と左の骨盤を疲労骨折。その後、左ひざに痛みが出た。通常の治療で治癒せず、痛みの部位が次々転移したため、4月に放射性同位元素診療と特別な血液検査を実施。通常の血液検査で正常値だった血液に異常が見つかり、ウイルス感染と診断された。 担当医の松元司医師は、「未知のウイルス感染で赤血球と白血球が変形していた。国内では報告のない症例。中国の昆明合宿での感染が疑われる」として、昨年3月の昆明合宿中に感染、潜伏期間を経て発症した疑いを指摘する。7月に英国で開かれる学会で、症例の発表を予定して
【北京=佐伯聡士】中国政府は24日、四川大地震の死者が前日の発表より約4800人増えて計6万560人に、負傷者が35万2290人に達したと発表した。行方不明者は2万6221人。被災者は四川省の登録人口の半数を超える「累計約4550万人」としているが、累計の意味は不明。 新華社通信などによると、温家宝首相は、震源地の四川省ブン川(せん)県・映秀の視察に訪れた国連の潘基文(パンギムン)事務総長との会談に先立ち、国内外の報道陣に、「大量のテント確保や伝染病対策など困難に直面しており、二次災害の危険も排除されていない」と述べた上で、「3か月以内に被災者の生活を正常化する」と強調した。(「ブン」は、サンズイに「文」) 一方、24日付の中国紙「京華時報」によると、壊滅的な被害が出た同省青川県では、1万人を浙江省などに移住させる方向で検討に入った。
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