ジョバンニ・バリオーネ『神の愛対世俗的な愛』(1602年 - 1603年)油彩、キャンバス、179 x 118 cm。絵画館(ベルリン)蔵 キアロスクーロ(Chiaroscuro)とはイタリア語で「明-暗」という意味で、美術においては、明暗のコントラスト(対比)を指す言葉。それを用いた技法が「明暗法(めいあんほう)」「陰影法(いんえいほう)」である。 この言葉はいろいろな意味で使われる。 作品全体に影響を及ぼすような大胆な明暗のコントラスト、および、それを作品の構成に用いる技法。 人間の体のような3次元のオブジェの質感を光(必ずしも強烈である必要はない)のコントラストで表現する技法。 キアロスクーロ木版画(Chiaroscuro woodcuts)。それぞれが違う色のための版木で印刷されたカラーの木版画。 キアロスクーロ素描(Chiaroscuro drawing)。色のついた紙(着彩紙)