【AFP=時事】米ユナイテッド航空(United Airlines)の国内線で、過剰予約(オーバーブッキング)を理由に乗客1人が機内から強制的に降ろされていたことが10日、他の乗客が撮影した映像などから分かり、ソーシャルメディア上で同社に対する激しい非難が沸き起こっている。 問題は9日、同社と提携する8社が運航する地域路線「ユナイテッド・エクスプレス(United Express)」のイリノイ(Ilinoi)州シカゴ(Chicago)発ケンタッキー(Kentucky)州ルイビル(Louisville)行きの便で起きた。 ユナイテッド航空によると、振り替えに応じてくれる人を募ったが、その後乗客1人が降機を拒否したため、警察が呼ばれたという。 スマートフォンで撮影され、インターネット上に投稿された映像には、シカゴ航空局の警察官3人が座席に座っている中年男性ともみ合いになる様子が映っている