“余計なもの”って何? 「Mate 20 Pro」の疑惑を晴らす:製品分解で探るアジアの新トレンド(34)(3/3 ページ) 結局、“余計なもの”はあったのか? 全ての半導体チップが存在する領域を細かく、1個1個チェックを行ったが、「余計なもの」は全く存在しなかった。 “余計なもの”という言い方が適切かどうかは分からないが、余計なものを具体的に教えて欲しいくらいである。通信部には米国のパワーアンプが並ぶだけである。センサーはドイツ製、日本製ばかりだ。メモリは韓国製。ここに全てのチップを並べて見せたいくらいである(分量の都合でここでは掲載しないが、セミナーなどでは報告していく予定だ)。 ただし、中国製チップも多く使われている。図4に、それらのチップ群の一部を示す。右はスマートフォンの骨格となるチップセットで、HiSiliconのチップで構成される。内容はプロセッサ(図には未掲載)、電源制御I