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魚に関するuulayaebayaaのブックマーク (2)

  • 好適環境水やウナギの完全養殖

    3866.好適環境水やウナギの完全養殖 1.好適環境水 海水魚も淡水魚も成育できる不思議な水が好適環境水である。 海水魚と淡水魚の大きな違いは、浸透圧の調整機能である。魚の体 液は海水魚も淡水魚もほぼ同じだ。そのため、通常でも淡水魚は体 液よりも薄い淡水が体内に入り込み、海水魚は体液が体の外へ逃げ 出す。これを防ぐため、淡水魚は水を飲まないようにして、尿の形 で水分を体外へ排出している。逆に海水魚は水をどんどん取り入れ 、えらから塩分を排出す。好適環境水は魚の浸透圧調整に深くかか わるK,Naなどの成分と濃度を特定。わずかな濃度の電解質を淡水に 加えることで好適環境水を生みだしたのだ。 この好適環境水は、岡山理科大学の山俊政アクアリウム学科長ら が開発した。 メリットは、まず第一に製造が低コストで可能という点が挙げらる。 またその他様々なメリットがあり、水資源のみで海水魚の養殖が可 能(

  • ウナギの繁殖価と再生産効果

    1.シラスウナギ資源の減少と再生産の保護  近年シラスウナギ(以下シラスと略称)の採捕量は激しく減少しており,一部では絶滅の恐れさえも危惧されるようになった。シラス採捕量やウナギ資源の減少原因にはA. シラス乱獲説,B. 親魚河川死滅説,C. 海洋環境変動説などがあげられる。これらの原因のうちで人間が実際に管理できるのはAとBであり,シラスの漁獲および河川における親ウナギの死亡(漁獲も含む)がウナギの再生産能力の減少に与える影響の大きさを知ることは,漁獲規制等によるウナギ資源の保護をおこなう上で将来の重要な課題である。また,小さなウナギの河川湖沼への放流や再生産への寄与を期待した親ウナギの放流もおこなわれており,放流効果と管理の保護効果を比較検討することも重要であろう。これらのためには,シラスおよびウナギ成魚の1尾あたりの再生産上の価値(将来の再生産能力)を見積もることが必要である。 2.

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