読者の皆さんは今頃、きっと「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の広大な世界を冒険していることだろう。幻想的な絶景と不思議に満ちたその世界は、まるで夢の国のようだ。しかし、意外にも現実世界からインスパイアされた部分があるという。ディレクターの藤林秀麿氏はマップを構成するにあたって、京都市を参考にしたとThe Vergeに話している。 同氏曰く、ゲーム内の距離感を把握するために役立ったという。任天堂の本社が京都市に位置するため、開発スタッフにとって京都市の土地勘は1つの共通認識でもあった。場所と場所の距離を説明するときなどは「この町とダンジョンは、祇園から清水寺までと同じくらい離れた設定にしよう」という具合に話し合いがされたのが想像できる。藤林氏は京都市には神殿仏閣などの観光名所が多いことから、ランドマークの例を持ち出すことが容易だったという。 IGN JAPANは任天堂にこの件につい