バーチャルリアリティの世界に飛び込んでいくような感覚を体験させてくれる「Oculus Rift」。日本におけるエバンジェリストと言っても過言ではない近藤義仁氏に、「なぜ、Oculus Riftにハマるのか」その理由を聞いた。 「今度こそ、これは本物だ――Oculus Riftの実物を体験した時、それを実感しました」 と、株式会社エクシヴィ代表取締役社長、近藤義仁氏は語る。Oculus Rift(オキュラスリフト)はゴーグルのように頭に装着する、いわゆるヘッドマウントディスプレイ(HMD)の一種。ただし、最初からVRゲーム用を第一目的にうたい、民生用の既存のデバイスを組み合わせ、安価でありながら高性能を目指して作られている。 南カリフォルニア大出身のパーマー・ラッキー氏が開発。2012年に最初のプロトタイプが公開された。その後のクラウドファンディングによる資金調達では、なんと目標額25万ドル