マイクロソフトが満を持した次世代OS「Windows Vista」(以下、Vista)の発売から3ヶ月が経ち、Vista環境の導入も一段落したユーザーも多いだろう。 パソコンの快適な動作には、メモリーが重要となる。メモリーを増やすことが一番効果的なわけだが、大容量のメモリーは高価だ。また、手頃な価格なメモリーを複数増設したくても、メモリースロット数が限られた機種の場合は、そう都合よく割安なメモリーだけで増設できないケースも多い。特にノートパソコンの場合には、デスクトップパソコンよりも問題は深刻だ。"本体に増設可能なメモリーは専用モジュールで、最大512Mバイトまで"などというように、メモリー増設の上限が極端に低い機種もある。 これまでのWindows XPだと、ここであきらめるしか無かったが、Vistaでは、内蔵メモリーのかわりに外部メモリーで補う「Windows ReadyBoost」(
