全編一人称視点のハードコアバイオレンス! FPSスタイルの怪作アクション映画「Hardcore Henry」を観た アドレナリン全開超特急の96分 アメリカで封切られたばかりのアクション映画、イリヤ・ナイシュラー監督による「Hardcore Henry」を観てきたので、ご紹介しよう。というのも本作、全編が主人公“ヘンリー”の一人称視点で構成されており、FPSライクな銃撃戦、そして『ミラーズエッジ』のようなパルクールアクションと、新『DOOM』バリの人体破壊しまくりの肉弾戦を96分間にわたって体験させ続けるという、洋ゲーファンなら見逃せない超怪作なのだ! 近未来のロシアは(やっぱり?)命が安い 舞台は近未来のモスクワ。主人公ヘンリーは何やらサイバーな装置に繋がれ、記憶なし、片手と片足の先がなし、発声機能もなしという、ないない尽くしで目覚める。ヘンリーの妻であるという白衣の美人女性がサイボーグ