衆議院法務委員会は、東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐって質疑を行いましたが、森法務大臣の答弁に野党側が反発し、途中で休憩となったまま散会しました。 この中で立憲民主党の山尾志桜里氏は、森法務大臣が先に参議院予算委員会で、「東日本大震災の際に、福島県いわき市から市民が避難していない中で、検察官が最初に逃げた。身柄拘束をしている十数人を理由なく釈放した」などと答弁したことの事実関係をただしました。 これに対して森大臣は「事実だ」などと答弁しましたが、野党側は、「それは政府としての見解か」などと反発し、委員会は休憩となり、そのまま散会しました。