『週刊文春』のスクープによって芸能界の性加害問題が明るみに 『週刊文春』が昨年末、吉本興業に所属する松本人志氏の性加害疑惑を報道。ジャニーズ児童性虐待問題で被害者が立ち上がったことで勇気づけられた、と松本氏の性加害を告発した女性は語っている。報道が事実であれば、これはMeToo運動だ。かねてから噂うわさされていた芸能界における女性への性加害問題の一端が、文春の相次ぐ告発記事によって、とうとう表に出てきているように見える。 疑惑の内容は、松本氏の後輩芸人から声をかけられ、高級ホテルで開かれた飲み会に参加したら、そこで松本氏に性行為を強要された、というもの。東京、大阪、福岡で起きたとされ、複数の女性が証言している。 だが松本氏は報道内容を否定し、訴訟を起こすと言明している。そして、告発した女性たちへのバッシングが、ネット記事やSNSなどで広がっている。 「何年もたってから、なぜ今告発するのか」