子どもたちの未来に向けたマツコ・デラックスさん (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 「子どもにかかるお金は大丈夫だよって、ちゃんと国が責任もって(略)育ててあげますよ、という制度がないと、安心できない」 お茶の間なじみのご意見番のマツコ・デラックスさんが2月、テレビで口にした持論がちょっとした話題になった。 参院選を控え、安倍首相が今春、開いた「国際金融経済分析会合」で財政出動も論議された。だが、頭のいいセンセイ方がまとめたのは「高齢者3万円給付金」……。 投票所に行く層を狙い撃ちにした票目当てがバレバレである。税金を投じるならば、九州や東北の被災地復旧に、そして未来に投資せよ、だ。 おもしろい提案がある。実は冒頭のマツコさんの発言を受け、実際に無償化したらどうなるかを試算した「マツコ案」があるのだ。 独自に取り組んだのは、京都大学大学院人間・環境学研究科の柴田悠・准教授。この試算
![京大・柴田准教授が「マツコ案」試算 7兆円でできる子どもの教育、医療費全額無料 | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/89fc8b75f34c548218a5e38be46b9b3c4da251e9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2Fc%2F1200xm%2Fimg_4cc5b3f7f91ff9410247effd6331886e23755.jpg)