今回は、元祖トレンディ俳優としてブレイクし、現在も多方面で活躍中の石田純一さんのお話です。 都内の名門、青山高校に進学するも、間もなく学生運動にのみこまれ、数ヶ月間「自主授業」となってしまった高校時代。先生と生徒が共に「考える時間」を持つことになり、結果、本質を見極める術を学んだとのことです。 喧嘩もする活発な野球少年だった中学時代のこと、そして、英語と映画三昧の大学時代から渡米まで、まだまだ現在進行形で夢を追い続ける石田さんのお話です。 ●突然の学校封鎖、自主授業へ 今でも忘れられない光景があります。高校一年の夏休みも終わり、新学期が始まろうというときです。一部の学生による全学バリケード封鎖が行われ、自主授業となったのです。 1960年代から1970年代初頭といえば、安田講堂事件など、数々の大学で学園紛争が起きていましたが、高校では青山高校が初めてのことだったと記憶しています。 都立青山