私立金沢龍谷高校(金沢市上安原町)の野球部で男性監督(40)による部員への暴言行為があった問題で、男性監督が机を蹴り、弾みで椅子が部員に当たる暴力行為があったことが11日、わかった。 部員にけがはなかった。学校側は当初、「暴力行為はなかった」と否定していた。日本学生野球協会は同日、東京都内で審査室会議を開き、「監督の部内暴力と暴言があった」として男性監督に3か月の謹慎処分を下した。 県高野連や同校などによると、4月1日早朝、同校野球部の寮の食堂で、朝のミーティングの集合時間に遅れた1年生部員4人に対し、男性監督が机を蹴り、机の上にあった椅子が弾みで1年生部員1人に当たった。この日の放課後には、ノックの練習中、別の1年生部員に対し、「球が当たったら死ぬぞ」と不安感を与える言い方で指導した。 日本学生野球協会は一連の行為を「監督の部内暴力と暴言」と認定し、男性監督に4月4日から7月3日までの謹