景気が良かった頃に比べ、私を含めた現代のおじさんはとにかくカネが無く、普段行けないような所に連れて行ってくれたりするような、若い人にとって目標や憧れにしないまでも「ちょっとめんどくさいけど上手く付き合って行くのもいいな」と思うような存在ではすっかりなくなった気がします。 若い人と同じようにカネも甲斐性もないわけで、食べるものや着ている服もさほど変わらない。ただ、歳だけとってる人、という場合も少なくないんじゃないでしょうか。 例えばあなたが所謂若者だったとして、歳の離れた上司・先輩など自分より上の世代の知人が、着る物や食べる物、そして観ている物まであなたと大差無かったらどう思うでしょうか。その知人が「歳こそ離れているけど若い人と話の合う俺」のつもりでいても、その歳になって若い世代と大差無い物を好んでいる・手にするしか選択肢が無い、というのはなんとも夢も希望も無いような、そんな気持ちになるかも