産業としてはエクセレントになってきたのかもしれませんが、実際に作っている人は数倍難しく手間のかかる作業を、昔と変わらないような単価でやっているのでは?ジブリのメイキングで、「耳をすませば」の美術背景を探していた監督がコレで行こう!!と言った瞬間気が遠くなった、等という話を笑いながらしているスタッフがいましたが、I.G作品のエンディングに韓国名?がずらっと並ぶのを見ると、こうやって辛い作業は技術とともに流出してくのかなーと思います。ひところ問題になった、再放送作品に出演声優への支払いが一切ないこととか、どうなったのかなと思い出しました。結局「儲かる」産業だというだけで、携わる人が辛くなる一方だといずれ成り立たなくなります。(2007/02/19)