毎年何種類もの新製品が世に送り出されるプロセッサーの世界。細かい違いや分かりにくい製品変更も多く、「このCPUってどんな特徴があるんだっけ?」なんて迷うことも頻繁だ。今回より始まる、テクニカルライター大原雄介氏による本連載では、CPUやGPUなどコンピューターの中核となるプロセッサーのロードマップを軸に、その変遷を解説していく。第1回はパソコン向けCPUの中心である、インテルのデスクトップ向けCPUのロードマップについて語ろう。 さかのぼればPentium Proに行き着くCore 2シリーズ もともとのCore 2シリーズの系譜をたどってゆくと、1995年にインテルが発表したCPU「Pentium Pro」まで遡る。このPentium Proをベースに16bit処理を強化し、構造を変更したのが「Pentium II」、それにマルチメディア拡張命令「SSE」を搭載したり、オンダイ(CPUと
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