沖縄県議会議員選挙は5日に投票が行われ、翁長知事を支える県政与党が議席を増やし、県議会の過半数を維持することが確実になりました。翁長知事は、みずからの立場に支持が得られたとして、アメリカ軍普天間基地の移設計画の断念を引き続き政府に求めていくことにしています。 そして、これまでの開票の結果、翁長知事を支える共産党や社民党などの県政与党が、選挙前の24議席から議席を増やし、25議席以上を獲得して過半数を維持することが確実になりました。 今回の選挙は、アメリカ軍関係者の男が女性の遺体を遺棄した疑いで逮捕された事件を受けて、アメリカ軍の専用施設が集中する沖縄の現状をどう改善していくかが最大の争点となりました。 県政野党の自民党は、公明党やおおさか維新の会などと共に与党を過半数割れに追い込みたいとしていましたが、翁長知事を支える県政与党が過半数の議席を維持したことで、翁長知事は、アメリカ軍普天間基地