本マグロ(クロマグロ)の刺し身として売られているメジマグロを食べないよう水産庁が呼び掛けた、という報道が最近ありました。メジマグロはクロマグロの子どもで、クロマグロの漁獲量全体の99%を占めるそうです。水産庁の呼び掛けは「獲らないで」という趣旨だったようですが、どちらにしても資源量の減少に危機感を持っていることは確かです。寿司のネタとしてもおなじみのクロマグロが食べられなくなる日は近いのでしょうか。 国際機関「北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)」の調査によると、1950年代に約13万トンだった産卵能力のある親魚の資源量が、2010年には2万トン程度まで減少したことが判明。同委員会は、漁獲量削減などの強力な資源回復策の導入を関係漁業国に勧告する報告書をまとめました。 クロマグロは太平洋と大西洋に生息している全長3メートルの大型回遊魚です。折からの世界的な日本食ブームで需要が増大した結果
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