出版大手KADOKAWAは4日、埼玉県所沢市と「COOL JAPAN FOREST構想」を立ち上げたと発表した。2020年の東京五輪までに、同市に図書館や美術館、博物館を融合した文化施設を建設し「クールジャパン」の発信拠点を目指すという。 作家の荒俣宏さんや編集工学研究所の松岡正剛所長、レンタル大手「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブの増田宗昭社長ら9人がアドバイザーにつく。 角川歴彦会長は「創業70年で蓄積してきた出版や映画、コンテンツを結集したい」と語った。(竹内誠人)