今年80歳を迎えた歌手、加山雄三が28日、フジロックフェスティバル(新潟県湯沢町)に登場した。フジロックの限定バンド「ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA」に、トータス松本、仲井戸麗市らと共にスペシャルゲストで出演。80歳とは思えぬエネルギッシュなステージを披露した。 松本や仲井戸らが順番にゲストで登場し、加山は最後に姿を見せた。トレードマークの赤のモズライトギターを手に、映画「パルプフィクション」でおなじみの「ミザルー」を披露。高速のトレモロピッキングを涼しい顔で弾きこなした。その後、自作のインストゥルメンタル曲「ブラック・サンド・ビーチ」でもソロギターを堂々と弾きこなし、冒頭、山奥の地で、サーフサウンドを鳴り響かせた。 フジロックは2度目の出演だ。2014年の前回は、中堅・若手と組んだロックバンド「ザ・キング・オールスターズ」のメンバーとして、中規模会場の「オレ