埼玉県川口市の県警武南署で昨年6月、視察中だった県議らの車をトルコ国籍のクルド人らが取り囲んで怒声を浴びせるなどした事件で、さいたま地検は8日、産経新聞の取材に対しクルド人ら3人を不起訴(嫌疑不十分)にしたと明らかにした。処分は昨年12月24日付。地検は処分理由を「関係証拠の内容などを踏まえて検討した結果」と説明している。 「現行法では処罰できない」被害者の高木功介県議、奥富精一川口市議らは8日、東京都内で記者会見し、処分を不当として6日にさいたま検察審査会へ審査を申し立て、受理されたことを明らかにした。 高木氏によると、事件当時、現場にはクルド人男性3人と日本人1人がおり、県警はこのうちクルド人男性2人と日本人1人を書類送検したという。 また、地検は取材に対し、書類送検容疑は3人とも威力業務妨害と監禁罪で、うち1人は公務執行妨害罪でも書類送検されていたと明らかにした。 不起訴処分の理由に

