「コーヒー業界のアップル」と呼ばれるブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)。日本に初上陸してから3月6日でオープン1カ月を迎えるが、東京・清澄白河(江東区)の第1号店はいまだに行列が絶えない大人気だ。海外各地から届いた豆が積み上がった倉庫のような店舗の中で、大きな焙煎機で煎られる豆を見ながら、ハンドドリップコーヒーが飲める。焼き菓子などは2階のキッチンで作っているというこだわりようのお店である。 豆の個性を引き出すスタイルのカフェが続々 そのブルーボトルが“聖地”に選んだ清澄白河には今、サンフランシスコから火がついた“サードウェーブ”コーヒーのカフェが集まっている。サードウェーブとは豆の産地にこだわり、豆の個性を最大限に引き出すことを追求するコーヒー文化だ。ちなみにファーストウェーブはアメリカンコーヒーのような大量生産・消費型、セカンドウェーブはエスプレッソやラテなど