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ブックマーク / salon.mainichi-kotoba.jp (2)

  • 「してほしい」だけじゃない 漢字で書けるのに仮名にする言葉

    と注記しています。 すっきり分けにくい場合も 動詞の下に付けて補助的に使えば漢字の意味が意識されないと考えられるわけですが、形だけでわかるとは限りません。 動詞の下に付いていても 「傘を学校に置いて来てしまった」「子供を家に置いて行く」 などは、「来る」「行く」にも意味があって漢字で書いてもよさそうです。 同じ「しれない」でも 「彼ならあんなことも言うかもしれない」 「あんなことを言う彼の気が知れない」 ――と、後者は漢字で書いてもよさそうです。 「意味が薄れた」かどうかは微妙で難しいものがあります。毎日新聞用語集は「言う」「いう」の書き分けをこのように例示しています。 「大家といえば親も同然」という例が挙がっていますが、「といえば」でも 「気にならないと言えばうそになるが……」 のように使う慣用句では、実際には言わないけれど「口に出して言ってしまうと」という感じなので「言」を使ってよさそ

    「してほしい」だけじゃない 漢字で書けるのに仮名にする言葉
  • 「AIにもわかる日本語」とは

    講演は、学生たちが社会人になってまずつまずくのがビジネス文書の書き方だとして、「第三者に伝える文書はどうあるべきか」を明快に解説。新聞記事でよく言われる「5W1H」ですが、前田さんは「WHY」が抜け落ちがちだと指摘します。このWHYを意識して書くことで、単なる状況報告でなく、第三者との意思疎通ができるような内容になると説明していきました。前田さんは小学生たちを対象にした作文教室も開いており、そこでもWHYを加えるよう働きかけると、子供たちの文が次第に豊かなものになり、書くことを楽しめるようにもなったそうです。 同じ校閲に携わる筆者ですが、日ごろ記者の書いてくる文章に手を入れているものの、文章術のようなことも書くこと自体も苦手としています。それでも、「わかりやすさ」を大切にするならば、前田さんのように筋立てて文章の書き方を教えることができるくらいでないといけないかなと考えさせられました。 顔

    「AIにもわかる日本語」とは
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