「生きることに悩んでいる人のよりどころにしたい」。横浜市で小さなお寺「なごみ庵」を開いている浄土真宗の僧侶・浦上哲也さん(48)が、2013年1月から開催してきたワークショップ「死の体験旅行」の受講者は4000人を超える。希望者が殺到する「死の体験旅行」とはどんなものなのか。参加者が自分自身と向き合い、死を疑似体験することで見えてくる世界とは。 ・死の疑似体験とは? 浦上さんのワークショップは、次のように進められる。なごみ庵の一室に集まった参加者には、20枚ずつカードが配られ、それぞれが人生において大事にしているもの、ないと困るものを、人や思い出、風景などの形のないものも含めて1枚に1項目ずつ書き出していく。その後、「これはあなたの物語です」という言葉とともに、僧侶が語る死の体験旅行が始まる。 参加者は、病にかかり、やがて命を終えていくまでを頭の中で追体験しながら、ストーリーの要所要所でカ
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