上・下・左・右のすべてが付く言葉は意外に少ない。何故だろう。 まず目から行こうか。右目、左目はあるけれど、上目、下目となると意味が違ってくる。人間に目は2つしかないからか。 手もそうだ。左手右手(ひだりてみぎて・ゆんでめて)と上手下手(じょうずへた・かみてしもて)では意味が違う。 腕。右腕、左腕、上腕といい感じなのに「下腕」なる言葉は無い。 論文等の図で示すときに使うことのある、上図、下図、左図、右図。なるほど感はあるが具体例としてはフワフワしている。 なんでこんななんだろう。左右を使いたいときは左右だけ、上下に注目したいときは上下だけ、それぞれ違う概念をなんとなく似ているから上下左右とひとまとめにしてしまったのが良くないのか。 あるいはやはり人間に目が左右に2つしかないのが理由なのか。 ここまで書いたところで上下左右よりも前後左右のほうが一般的かもと気付いたがそのまま投稿する。