改めましてご挨拶申し上げます。 ライブ&トークショー「対話の可能性」司会進行の日比谷カタンと申します。 この企画の立案者・野田夏枝による「『対話の可能性』対談テキストアーカイブ公開に寄せて」 をお読みいただいて、このトークショーとそのアーカイブ化の意図は概ねご理解いただけたと思います。 今回このアーカイブ公開にあたり、前置き的には少々長くなりますが 「対話の可能性」について、私自身の考え方を記しておこうと思います。 私はふだん広告デザイナーとして働きながら インディーズでの音楽活動を続けてきました。 音楽的な方向性では、詞も曲も情報のゴッタ煮、ギターの演奏も厄介な手段を選び いくつもの声色を使い分け、のらりくらりと不条理なMCで笑いをとる・・・それら全ての要素をもって 日比谷カタンというキャラクターを展開してきました。 約10年間続けてみて 私的にやはり自分は音楽家とはいえない。という再確