2009年07月12日 ブサンとソウル、政治とアートを往復紀行 2009年6月26日夕方、博多から高速船で三時間にてブサン港着。フェリー乗り場最寄りの駅から地下鉄で30分、チャンサン駅に到着。巨大なアパートメントビルディング群に睨まれながらしばらく迷ったあげく、人に道を聞いたら日本語ができる人だった。彼の親切な案内で、松本哉交流会が開催されているブックカフェ「4月(サーウォル)」に到着(「4月」というのは、1960年4月のことだと思われる)。狭いけれどもなかなか小粋な感じのブックカフェで、「進歩新党」という弱小左翼政党の支持者などの知り合い同士が集まる飲み屋的サロンとして機能している様子。なんでも松本哉氏の『貧乏人の逆襲』は速攻で韓国語に翻訳されて、人気マンガ家のイラストをあしらった装丁で6千部刷られているという。質疑応答など終了後、店の外にテーブルと椅子を並べて飲み会開始。韓国語が喋れな